【ケーススタディ】なぜか「遊び目的の男性」ばかり…?アプリに疲れた34歳女性の“無意識の選択”とは

「マッチングはするのに、真剣な交際に繋がらない」
「いいね!はたくさん貰えるけど、会ってみると結婚願望のない人ばかり…」
マッチングアプリでの婚活が主流になる一方で、このような「空回り」に心をすり減らしている女性は少なくありません。
今回は、まさにそんなアプリでの婚活に疲れ、私たちMA-REER SUPPORTのドアを叩いてくださったCさん(仮名・34歳・熊本県在住)の成婚事例をご紹介します。
ご入会時のCさんの状況
- 年齢: 34歳
- 職業: 幼稚園の先生
- 身長: 163cm
- 容姿: 切れ長の目が印象的な、黒髪が似合う端正な顔立ちの女性
- 婚活歴: マッチングアプリで1年。マッチング率は非常に高い。
Cさんは、落ち着いた佇まいで受け答えもしっかりしており、誰が見ても素敵な女性でした。
初回カウンセリングで、Cさんはこうおっしゃいました。
「子どもの相手をする仕事柄か、見た目より、誠実で穏やかな人がいいんです。外見は本当に気にしません。でも、なぜかアプリで会うのは遊び目的の方ばかりで…。」
しかし、キャリアコンサルタントとして数多くの面談を行ってきた私(木下)は、Cさんのお話の中に、ご自身も気づいていない、いくつかの「無意識の選択」が隠れていることに気づきました。
原因分析:婚活カウンセリングで判明した「無意識のホンネ」
Cさんの課題を明らかにするため、私は「価値観」について確認を行いました。最初に結婚相手に求める条件を思いつくままに書き出してもらいました。
Cさんが書いた結婚相手に求める条件を見て、私はある矛盾に気づきました。
私(木下): 「Cさん、『外見は気にしない』とおっしゃっていましたが、結婚相手に求める条件に『身長175cm以上』と『センスの良い服装』『やせ型筋肉質』と、外観についての記述が目立ちますね。一方で、『顔立ち』については記載されていません。これはどういうことでしょう?」
Cさんは、ハッとした表情で、こう答えてくださいました。 「そう言われてみれば…私、顔はあまり気にしませんが、全体の雰囲気やスタイルは、無意識にすごく重視していました。アプリでも、身長が高くて、お洒落な雰囲気の人の写真にばかり『いいね!』を送っていたと思います。」
これが、Cさんが沼にハマっていた原因でした。
彼女の「無意識のフィルター」は、アプリ上で競争率が高く、結果として遊び目的の男性も多く含まれる層に、知らず知らずのうちに絞られていたのです。 「ガードが甘い」のではなく、魅力的なスタイルの男性を前にすると、相手の真剣度を見抜く前に、期待が先行してしまっていたのです。
解決策:「活動の場」と「見方」を変える戦略
原因さえわかれば、解決は可能です。私たちはCさんに2つの戦略をご提案しました。
1. 条件の再定義と「自己理解」
まず、「スタイルを重視すること」は決して悪いことではない、と自分自身で認めることから始めました。「私は、自分をしっかり持った、お洒落な雰囲気の男性に惹かれる」と自分の本当の気持ちを言語化することで、初めて冷静な相手選びが可能になります。
2. 「安全な活動の場」への移行
次に、最も重要なのが**「活動の場」を変える**ことでした。 マッチングアプリは、いわば「誰でも参加できる巨大な広場」です。そこには、残念ながら様々な目的の人が混在しています。
一方で、私たちのような結婚相談所には「全員が身元証明・独身証明を提出した、結婚願望のある人」が揃っているんです。 同じ「身長175cm以上でお洒落な男性」でも、ここに登録している男性は、真剣に将来のパートナーを探している確率が圧倒的に高いのです。
Cさんは、この「環境の違い」に納得し、私たちとの活動を前向きに検討されました。
まとめ:その「いいね!」、本当にあなたの幸せに繋がっていますか?
もしあなたが、アプリで「いい人に出会えない」と感じているなら、それはあなたの魅力が足りないからではありません。
もしかしたら、あなた自身の「無意識のフィルター」が、あなたを幸せから遠ざけているのかもしれません。
そして、そもそも活動している「場所」が、あなたの目的に合っていない可能性もあります。
MA-REER SUPPORTでは、熊本県や県外にお住まいの方にも、オンラインでのカウンセリングを積極的に行っています。
アプリでの婚活に少しでも疲れを感じたら、一度、ご自身の「無意識の選択」を見つめ直しに来ませんか?
安全な場所で、新しい一歩を踏み出すお手伝いをいたします。



