【衝撃】結婚した人の3人に1人は婚活経験者!「婚活実態調査」から見る令和の結婚トレンド

結婚は自然な出会いから...ではなくなってきた
「結婚は自然な出会いから」——。そんなイメージを抱いている方も、まだ多いかもしれません。
しかし、その価値観は今、大きく変わろうとしています。
株式会社リクルートのブライダル総研が発表した「婚活実態調査2024」。
この最新の調査によって、現代の結婚を取り巻く驚きの実態が明らかになりました。
なんと、2023年に結婚した人のうち32.3%が、何らかの婚活サービスを利用していたのです。
これは、まさに「結婚した人の3人に1人が婚活経験者」であることを意味します。
婚活は、もはや特別な活動ではなく、結婚に至るための、ごく当たり前の選択肢の一つとして社会に浸透しているのです。
この記事では、この衝撃的な調査結果を深掘りし、なぜ今、多くの人が婚活サービスを選んでいるのか、その背景と令和の結婚トレンドについて解説していきます。
婚活が「当たり前」になった時代
ブライダル総研の「婚活実態調査」は、全国の20代から40代の男女を対象にした大規模な調査であり、そのデータは日本の婚活市場の実態を色濃く反映しています。
「3人に1人」という数字は、単に利用者が増えたというだけでなく、婚活に対する社会的なイメージが大きく変化したことの表れと言えるでしょう。
かつては「周りに言いにくい」「最終手段」といったネガティブなイメージも少なからずありましたが、今や結婚への合理的で賢いアプローチとして、ポジティブに捉えられるようになっています。
この背景には、ライフスタイルの多様化や、職場やプライベートでの出会いの機会が変化していることが挙げられます。
待っているだけでは理想の相手と出会うのが難しい時代だからこそ、自ら積極的に行動を起こす人が増えているのです。
なぜ、婚活サービスが選ばれるのか?
では、具体的に人々はなぜ婚活サービスを選ぶのでしょうか。
今回の調査結果から、3つの大きな理由が見えてきます。
1. 主流は手軽な「ネット系婚活」
調査によると、婚活サービスを利用して結婚した人のうち、最も利用されていたのは「婚活サイト・アプリ」で、その割合は45.2%と過去最高を記録しました。次いで「結婚相談所」が29.8%となっています。
スマートフォン一つで、いつでもどこでも相手探しを始められる手軽さが、多くの人に受け入れられている最大の要因でしょう。心理的なハードルが低く、「まずは試してみよう」と一歩を踏み出しやすい点が、利用者層の拡大を後押ししています。
2. 出会いの「効率」と「質」
婚活サービスの最大のメリットは、「結婚を真剣に考えている人」と効率的に出会える点です。
日常生活での出会いでは、相手に結婚願望があるかを探るところから始めなければなりません。
その点、婚活サービスでは、その前提がクリアになっているため、よりスムーズに関係性を深めていくことができます。
3. 実は「満足度」も高い
非常に興味深いことに、今回の調査では「現在の恋人との関係に対する満足度」は、婚活サービスで出会った人の方が、それ以外の出会いの人よりも高いという結果が出ています(婚活サービスでの出会い: 71.5% vs それ以外の出会い: 65.5%)。
これは、婚活サービスを利用する人々が、出会いの段階から「休日の過ごし方」や「キャリアプラン」「子ども」といった、将来を見据えた価値観のすり合わせを意識的に行っている傾向があるためだと考えられます。
条件や価値観をオープンにした上で出会うからこそ、より納得感のあるパートナーシップを築きやすいのかもしれません。
まとめ~一歩踏み出す勇気が、未来を変える
「婚活実態調査」が示したのは、「婚活が結婚への王道ルートの一つとして確立された」という、もはや疑いようのない事実です。
「自然な出会い」を待ち続けるだけでなく、自らの意思で未来のパートナーを探しにいく。
そんな積極的な姿勢こそが、現代における幸せな結婚への近道なのかもしれません。
もし、あなたが少しでも結婚を考えているのなら、この「3人に1人」という数字を、自分ごととして捉えてみてはいかがでしょうか。
ずは情報収集をしたり、自分に合ったサービスを探してみたりすることから始める。
その小さな一歩が、あなたの未来を大きく変えるきっかけになるかもしれません。


