婚約指輪代を折半したいと言われたら...
婚約指輪代を折半したいと彼女に言ってしまった
「婚約指輪代 彼女と折半したい」
これは、発言小町(読売新聞B.B.S)に男性より投稿されたトピックで、2022年大賞・ビックリ賞に選ばれたものだそうです。
記事によると、この投稿をされたのは、30代公務員男性で、婚約した5歳年下の彼女から「コロナで結婚式もできないし、安くてもいいから記念に婚約指輪が欲しい。」と言われたそうです。
そこで、一緒にお店に出向き、指輪を見てまわられたそうです。
婚約指輪は、安いものでも17万円。
この男性が婚約指輪の値段に驚いていると、彼女に「半返しするから」と言われたものの、欲しいものはないからと「婚約指輪(の代金)を折半してほしい」と言ってしまったそうです。
この発言に「婚約指輪を折半するなんてありえない」と彼女は機嫌を悪くしたそうです。
男性は、女性の婚約指輪への思いの強さに更に驚いてしまったとか。
様々な意見
この投稿に様々な意見が寄せられたそうで
・結婚指輪の折半は理解できる。婚約指輪は結婚の約束を交わした証として、男性から女性に贈るもの。それを折半してほしいなんて頼りない
・コロナ禍で結婚式もあげられないのだから、他に費用をかけることもないおのだから、せめて婚約指輪が欲しいという彼女の気持ちを汲んであげてほしい
・婚約指輪は(男性の)決意表明。トピ主は価値観が合う人と結婚したほうが良い。(彼女は)結婚前に価値観が違うことが分かって良かった。お金の意識は、相性として大きい。
・男女平等の令和の時代なら、婚約にかかる金額も同じでよい
・婚約指輪はいらいない派で、つける頻度の少ないものにお金はかけたくない。むしろ結婚指はブランドものの気に入った指輪にお金をかけた
・婚約指輪は「どれほどあなたを思っているか」という愛情を形で表すもの。同時に活力や財力を証明するもの。相手が望んでいることにどれだけのことができるかが大事なんです。
・安いものでもいいとかお返しをするとか、婚約者の女性の人柄の良さがわかる
以上、皆さんの発言の趣旨はよくわかるものです。
婚約指輪とは
では、そもそも婚約指輪とはどのようなものなのでしょうか。
婚約指輪は、婚約した証として男性が女性に贈る指輪です。 古代ローマ時代には既に存在していたと言われているほど深い歴史があります。約束をした際には、証として鉄の輪を贈る習慣が、いつしか結婚を約束した証として婚約指輪を贈ることに変化していったと考えられています。日本で婚約指輪を贈る習慣が始まったのは、戦後の1950年代後半だといわれています。
婚約指は、愛する女性を一生大切にしたいと誓う男性の気持ちが込められており、プラチナ素材で大きめのダイヤがついた華やかなデザインが多いのが一般的です。
婚約指輪を左手の薬指につけることにも意味があります。これは、古代エジプトで、「人の心(感情)は心臓にあり、左手の薬指には心臓につながる太い血管が通っているため、愛する人の心を自分につなぎとめておきたい」という考えから、左手の薬指に婚約指輪をはめる習慣が生まれたようです。
おわりに
最後までお読みいただき有難うございました。結婚相手から、婚約指輪代を折半してほしいと告げられた時、皆さんならどうしますか。
婚約指輪を男性が送る風習の成り立ちを知ると、折半でお願いしたいとお相手にお伝えするのはなかなか難しいところもあろうかと思います。
縁あって出会ったお相手の女性と出会い、ようやく婚約にいたったお二人、いざ結婚に向けての準備段階に入ってきますと、いろいろなところで意見もすれ違うことも増えてくることと思います。
相手の意見や考えを尊重することを忘れず、互いに助け合う関係を構築していっていっていただきたいものです。
とはいうものの、出会いからご結婚にいたるまでの過程において、それまで別々に生きてきたお二人が、それぞれの考えや生き方すべてを受け入れ、尊重することは難しいことと思います。
弊所は、このように意見が食い違い、気まずくなってしまう場面があったとしても、言動を振り返り、アドバイスをすることもできますし、それぞれの相談所を通じて、お二人の間に生じてしまったわだかまりを解消するお手伝いもできることでしょう。
まずは、お相手探しから、そしてそれそれの場面において、的確なアドバイスを!
あなたの婚活のサポーターとして、是非、弊所「MA-REER SUPPORT」にお声掛けください。